53人が本棚に入れています
本棚に追加
昼休みになり、愛川さん達に言われた通り、お弁当を持って視聴覚室前に行った。
すると愛川さんと赤坂と馬場と、それぞれの彼氏っぽい男子が3人いて、その中に昨日いた貴斗っていう男子もいた。
こうして見てみても、皆可愛くて、彼氏らしき男子もイケメン揃いだった。
私は場違いな気持ちを拭えないまま、おそるおそる声を掛ける。
「おっせーよ!」
愛川さんが近寄ってきた。
「コレ?さっき言ってた奴隷って」
金髪の男が口を開いた。
「まあね。ショボいけどさ」
「へぇ~。結構可愛いじゃん。」
黒髪にメガネをした、一見優等生っぽい男子が、舐め回すようにエロい目で私を見る。
今の時点で帰りたい。
最初のコメントを投稿しよう!