二章

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その日アルバートは、河川敷を歩いていた。昼間から魔法学園の制服を身にまとい、人気の無い河川敷を歩いている、サボりの他ならない。 アルバートの計算では単位の問題は無い。中間試験は近いはずだが、それは彼の知ったことではない。 「今日はサボらずにして、いつをサボる。」そう呟く彼の手に、『マホマジハピネス』のチケットが握られている。 場所は移動し、某市内魔立ホール内。 〈みんなー!来てくれてありがとう!
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