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桜の木の下で聞いた何度目かのチャイム
辺りも夕焼けで鮮やかな赤に染まっている
今思えば、この桜の木は魅月のもう1つのお気に入りの場所である
無意識にここまで来ていた自分や、もしかしたら来てくれるかもしれないという期待をまだ持ってることが虚しかった
そんな中、魅月の彼女(だろう人)を思い出してみる
魅月の肩の高さに頭があり、栗色のゆるふわパーマをかけた色白の女の子
魅月より背が高いハナとは真逆の女の子らしい女の子
しかも、身長は小さいのに胸は彼女の方が大幅に勝っている
ハ「・・・やっぱり、ああいう華奢で小さくて可愛らしい女の子が先輩には似合いますよね・・・」
記憶の中の彼女は魅月と並んで良く似合っていて、羨ましいと思った
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