べジータ様

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そして終盤 ひとりの女の子が ボールを持ったとき 合図もなかったのに ふっへへへ、と嘲笑い 男子数人が コート前方へと歩きだした 便乗して僕も まるで勝ち誇ったような顔して さあ、投げてこいよ! と言わんばかりに その女の子も負けじと 全力で投げたのだが、 山なりのふわふわした投球 僕は難なくキャッチしようとした その瞬間、背後から 「よけろ!ナッパアァァッッー」 腰をぬかすほどの大声 びっくりした僕は まるで本当に、 その山なりボールに びびったかのように ふへぇっ、とか言いながら 間一髪で避け、しりもちをついた .
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