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そして高校へとあがり。
Ａ子は県内でも優秀な女子高
おれはたいした理由もなく
平凡な共学の高校。
学校も別々、生活リズムも異なるし、
自然と会わなくなる
だけど
思春期が過ぎたから？
少しは大人に近づいたから？
やっぱり幼なじみだから？なのか
偶然に道ばたで会って、
話すことから始まり
いつのまにか
互いの部屋から窓越しで話す
そんな風になれていた。
まるでこの数年間の
空白を埋めるかのように
飽きもせず、夜遅くまで
他愛のない話もたくさんした。
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