幼なじみ

5/8
前へ
/49ページ
次へ
そして… 高校3年 春のある日 A子から京都の某大学へと 進学するつもり、と告げられた。 成績優秀で真面目なA子なら きっと合格できる 本来なら先頭立って 応援する立場なんだけど おれの心の内は揺れていた。 もし合格したら 県外へと出ていってしまう 昔からずっと一緒で 近くにいることが普通で 当たり前だと思ってた それが離ればなれになる? そう思うだけで 胸が苦しく痛くなった。 .
/49ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加