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龍牙「ん~幻想郷っぽく言うなら『万物を創造する程度の能力』と『全てを拒絶する程度の能力』って感じかな。」
龍牙の言葉にその場の龍牙と紫以外の全員が唖然とした。
咲夜「そ、創造するって言うのは分かるけど拒絶ってなに?」
龍牙「そうだな。例えば自分の傷を拒絶したらそれは無くなる。相手の能力を拒絶したら相手は能力が使えなくなるな。もう1つに合わせて『能力を操る程度の能力』でいいや。」
魔理沙「…いや、こいつチート過ぎだろ!!」
龍牙「こいつじゃない龍牙だ。」
魔理沙「そ、そうか。龍牙の能力は反則だろ、いつか幻想郷の害になる可能性もあるぜ?」
紫「確かに危険な能力だけど龍牙なら大丈夫よ。」
魔理沙「根拠はあんのかよ。」
紫「感よ。それに龍牙は元居た世界でも治安維持の仕事をしていたみたいだし。」
魔理沙「働いてたの!?」
龍牙「おう、確か貯金がもうそろそろ十億位に…」
霊夢「素敵な賽銭箱はあっちね。」
霊夢は賽銭箱を指差した。よく見ると目が¥になっている。
魔理沙「こいつは金のことになると…」
紫「まぁ霊夢らしいじゃない。」
龍牙「なぁ、俺はどこに住めばいいんだ?なんか良いところ無いか?」
空気になりかけてた龍牙が紫に聞いた。
紫「あなたはどこが良いの?」
龍牙「最悪雨風が凌げれば…」
レミリア「じゃあ私の屋敷に来ない?」
魔理沙「此処で良いんじゃないか?なぁ霊夢?」
レミリアをスルーし、魔理沙が霊夢に聞く。
霊夢「へ?あぁ、別にいいわよ。お賽銭入れてくれたら。」
魔理沙「セコイ奴…」
霊夢「なんか言った?」
スペカをちらつかせながら霊夢が魔理沙に言った。魔理沙は冷や汗を垂らしながら答えた。
魔理沙「な、なんでもないぜ。あ、私も泊まっていいか?」
霊夢「はぁ!?なんであんたを!」
龍牙「とりあえず3千円くらい入れとくか。」
霊夢「疲れたでしょ魔理沙、龍牙。泊まっていきなさい。それ以外は帰れ。」
単純な霊夢だった。ちなみにレミリアは帰るとき無視されてたので涙目、それで咲夜が鼻血を出したとか…そして紫は「明日の夜は此処で龍牙の歓迎会ね♪」と言ってスキマに消えていった。
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