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湖からまた数分、流石にclockupのぶっ続けはきつかったが、なんとか紅魔館と思われる、いや、間違いなく紅魔館に辿り着いた。え?なんでそんな自信満々に間違いなくと言えるかだって?そりゃあ………
龍牙「館全部が紅色なんだもん。目に悪い。」
取りあえず門から入るか。あの緑服の居るところが入口か?
龍牙「すみませーん。」
「……………。」
このチャイナっ娘とてつもない集中力だ。この距離で話しかけても無反応とは…尊敬するぜ。
「………スー」
龍牙「は?」
「スー…スー…スー」
ちょ、瞑想じゃなくて寝てんのかよ!? 俺の尊敬を返せ!
龍牙「はぁ、こんな門番で大丈夫か?」
「大丈夫じゃないわ、問題よ。」
俺の背後から声がすると同時に風を切る音がする。どうやらナイフが投げられたようでそのナイフは居眠り門番の眉間にサクッ☆と刺さった。
「いだああぁぁぁぁぁぁ!?」
龍牙「よう咲夜。挨拶回りに来たぜ。」
咲夜「いらっしゃい。でも少し待っててくれる?…中国、また居眠りしてたわね!」
中国「すみません咲夜さん!でも私の名前は美鈴(メイリン)です!」
ナイフが刺さったままの中国改めて美鈴が咲夜に抗議していたが、ナイフを構えられ黙り込んだ。
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