紅魔館へ。そして再び…

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レミリア「フランは…地下に閉じ込めているわ。」 地下に?なんで? レミリア「フランは『ありとあらゆる物を破壊する程度の能力』のせいで情緒不安定なの。気が狂いだしたら私達でも止めるのは難しい…だから頑丈な地下に軟禁しているの…暫くは調子が良かったのだけれど今朝から急に暴れ出したの。しかもいつもより凶暴になってるわ。」 龍牙「…暴れ出した理由は?」 レミリア「分からないわ。」 龍牙「お前はそれで良いのか?」 レミリア「え?」 龍牙「たった1人の肉親を狂っているからって閉じ込めて、それが姉のすることかよ?」 レミリア「うるさい!あなたに何が分かるの!?私だってフランを閉じこめたくない!でもあの娘が正気に戻った時自分の犯したことに気がついたら何て思うか…それを考えるとこうするしか無かったのよ…」 龍牙「確かにレミリアはフランの事を考えてやっただろう。だがそれ以外にも恐怖心があったんじゃないか?」 レミリア「え?」 龍牙「お前はフランの事が恐かったんじゃないか?いつか自分も殺されるんじゃないかって。」 咲夜「っ、龍牙、あなたいい加減に」 レミリア「いいわ咲夜。確かに昔はあの娘の事が恐かった。でも、でも今は…」 フランに嫌われるのが恐い…… レミリアは目に涙を浮かべ、俺に言った。羨ましいなフランは。こんなに思ってくれる家族がいるんだから。 レミリア「龍牙。」 龍牙「なんだ?」 レミリア「私達にはどうしようもないの。グスッ、お願い。」 レミリア「フランを助けて!!」 龍牙「……やれやれ、取りあえず、フランの相手をしてみるか。案内してくれ。」 レミリア「いいの?」 龍牙「そんなに泣かれたら断れねえよ。」 レミリア「な、泣いてないわよ////!!」 レミリアは顔を真っ赤にしながら涙を拭った。さて、 龍牙「行く前に俺の能力全部スペカにしよっと。後ちゃんとしたやつも。てりゃ。」 造符『我の望む武器』 自分の思い浮かべた武器を生み出せる。 想符『我の望む能力』 自分の思い浮かべた能力が使える。 四元素『エレメンタルメテオ』 Xのマクス○ェルの秘奥義。弾幕っぽいし。追加で何かに触れると赤は爆発、青は四方向にレーザーに、黄は沢山の小さい弾幕に、緑は八方向に 斬撃に変化する。 創生符『ビッグバン』 伝統秘奥義。弾幕全てを消し去る。
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