紅魔館へ。そして再び…

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現在俺は地下に向かっている。 レミリア「………」 咲夜「………」 龍牙「………」 き、気まずい!確かにふざけれない状況だけどこれは気まずすぎる!誰かこの空気を壊してくれー! とか念じてたらまさに神が舞い降りた。笑いの神が。 『メイド!ニーソ!パッド長!メイド!ニーソ!パッド長!』 3人「「「……………」」」 突如俺の携帯のアラームが鳴り響いた。2人の視線(咲夜は死線を)がめっちゃ突き刺さる。 咲夜「あなた、今ここで死にたいのかしら?」 龍牙「ち、違う!ちょっとした奇跡っていうか神が舞い降りたっていうか…」 レミリア「フフッ、あなた本当に面白いわね。」 龍牙「ありがとう。お、着いたぜ。」 階段を降り終えた所には巨大な鉄製の扉。その前に1人の少女がいた。 龍牙「誰?」 パチュリー「私はパチュリー・ノーレッジよ。宴会の時にも居たんだけど。」 龍牙「そいつはスマン。で、パチュリーがフランを抑えてんの?」 パチュリー「ええ、でももういつ破られてもおかしくないわ。」 龍牙「……さーて、いっちょやるか。お前等は待ってろ。それと1つ。」 レミリア「何かしら。」 龍牙「俺の中にも異常な狂気がある。この中から感じるものよりも数倍のな。」 3人「「「!?」」」 龍牙「もし俺がフランの狂気に当てられて狂いだしたら、容赦なく殺せ。」 ギイィィィィィ、バタンッ! 咲夜「お嬢様…」 パチュリー「レミィ、彼の運命は?」 レミリア「見えないの、靄がかかっているような感じで…」 咲夜「信じましょう。2人が元気に出てくることを。」 龍牙「やぁ、フラン。」 フラン「龍牙?あ、アハハハはハハはハハはハハはハハハハ!!!サァアソボウヨ!!弾幕ゴッコダヨ!!…グ、グアアアアアァァァァァァァ!!!!」 フランは獣のように叫び、スペカを構えた。狂ってもスペカは使えるのかよ。まぁいいや。 龍牙「やれるだけやってやんよ!!」 禁忌『クランベリートラップ』 造符『我の望む武器』
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