紅魔館へ。そして再び…

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フランのスペカで周りから沢山の弾幕がくる。それに対して俺は2つの武器を創造した。2丁の拳銃、エボニー&アイボリー。弾切れの心配がない魔力を撃ち出す銃だ。 龍牙「おらあぁぁぁ!!」 その場で回転しながら銃をぶっ放して弾幕全てを壊した。 フラン「グウゥ、ウアァァァァ!!」 禁忌『フォーオブアカインド』 フランが2枚目のスペカを使うとフランは4人に増えていた。これならまだ銃でも良さそうだ。 フラン「ガアァァ!!」 禁忌『レーヴァテイン』 前言撤回。4人全員が炎を纏った歪な大剣を構えた。ならば俺も… 龍牙「武器チェンジだ!」 次に創造したのは炎と風の魔神が宿る剣。いや、正確には剣そのものが魔神。まさに物言う剣。炎剣アグニ、風剣ルドラ。 龍牙「行くぜおい!」 フラン「「「「グアァァァ!!」」」」 フラン4人が一斉に跳びだしてきた。寸前で俺はアグニとルドラを素早く振り、熱風を飛ばした。 フラン1「ギャアァァァァァ!!」 フラン2「グアァァァ!!」 龍牙「魔界の風に切り刻まれ、魔界の炎に焼き尽くされろ。」 どうやら後2人はかわしたようだな。良かった当たった方が本物じゃなくて! フラン3「アァァァ!!」 龍牙「グッ!」 フランが俺にレーヴァテインを振り下ろした。 龍牙(なんつー馬鹿力だよ!?流石は吸血鬼ってか!けど…) そのままレーヴァテインを受け流し体制を崩したフランを切った。すると煙のように消えてしまった。つまり残る1人が本物か。 フラン「グアァァァァ!!」 禁忌『恋の迷路』 レーヴァテインを消し次のスペカを使うとフランを中心に大量の弾幕が飛んできた。確かにこりゃ弾幕の迷路だな…っく、能力使う暇がねぇ!ぶつかる!! 弾幕の全てが俺にぶつかった。 フラン「ウオォォォォォォ!!」 それを見てフランは勝利の雄叫びを上げる。 クッ、クックッ、笑わせるじゃねえか。 フラン「!?」 フランが驚愕している。倒した筈の相手が立ち上がったんだから。しかもさらにおぞましいオーラを纏いながら。 フラン「グ、グウゥゥゥゥ。」 龍牙「…ザッケンじゃねえぞおおおおおおおお!!」 俺はブチギレた+フランの狂気に当てられて遂に出した。自分の本当の武器を。紅い刃の刀。 龍牙「さーて!スクラップの時間だぜぇ!?クソ野郎がぁ!!」
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