紅魔館へ。そして再び…

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なんか前ページロリコン疑惑ある人みたいになったけど一応理性はある。取りあえず今出した刀。『邪龍爪』を構える。まぁ脅す程度に 龍牙「だらぁ!」 ズバァッ! フラン「グウッ!?」 フランのちょい右辺り目掛けて思いっきり振り下ろすとそこから一直線、地面から向こうの壁まで一気に斬れた。この刀は斬るというより喰らうっていった方が正しい気がする。まぁ俺が全力で振らないとできないけど。 龍牙「よし、フランに与えられた狂気を“拒絶する”。」 怯えてる(多分)フランに俺が呟くとフランは少し呻きながら地に伏せた。やっぱり何者かに狂気を与えられた。もしくは倍増させられたってとこか。 フラン「くぅ…くぅ…」 龍牙「可愛らしい寝顔だ。」 じゃあレミリア達の所に行くか。 ギイィィィィ パチュリー「!無事のようね…」 咲夜「よく、ご無事で…」 レミリア「フランは!?」 龍牙「安心しろ。暴れまわったから疲れて寝てるだけだ。」 レミリア「良かった…」 レミリアはちゃんと姉やってんだな。 龍牙「って、安心出来ねえぞ。恐らく何者かがフランに狂気を与えた。もしくは倍増させた可能性がある。」 俺が言うと3人は目を見開いた。そして咲夜が言う。 咲夜「そんなはずないわ。最近紅魔館に侵入したものはいないもの。」 龍牙「確かにそうだろう。だが空間を移動したとしたら?」 パチュリー「まさか、スキマ!?」 レミリア「あの婆…」 龍牙「落ち着け、空間移動はスキマだけじゃない。あとレミリア。後ろに紫がいるぞ。」 レミリア「!?バッ」 龍牙「まぁ嘘だけど。可愛らしい。」 レミリア「///」 龍牙「話を戻すとそいつは恐らく転生者だ。」 咲夜「転生者?」 パチュリー「一度死んだ者がそのままの肉体で別の世界に来た。そういう事?」 龍牙「あぁ。実際に宴会の時戦って殺した。そして今回は複数の能力、もしくは数人による犯行だ」 レミリア「空間を操る程度の能力と狂気を操る、もしくは倍増させる程度の能力って所かしら…そういえば咲夜。今朝物置が壊されたって言ってたわね。」 咲夜「はい。なにかで爆発させたような感じでした。」 龍牙「特定条件で物質を爆発させる程度の能力ってか。嫌な予感がするな…」 その呟きが現実になるのはその日の夜だということをまだ誰も知らない
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