紅魔館へ。そして再び…

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蓮也「へえ、あの一瞬で門番を突き飛ばし爆発の範囲外にやり、自分が身代わりになったのか。」 『clockover!』 蓮也「あん?」 龍牙視点 龍牙「美鈴!」 俺が見たのは気絶している美鈴。立ち尽くしている侵入者。そしてなにかが爆発した後。 蓮也「あいつら、役に立たねえな。俺は基堂 蓮也。爆発の能力を持っている。」 レミリア「……咲夜は?」 蓮也「咲夜?あぁ、メイド長か。そこの炭、それがメイド長だ。」 蓮也が爆発した所にある炭を指差して言った。レミリアはショックの余り泣き崩れた。 レミリア「い、いやああぁぁぁぁぁ!!咲夜!咲夜ぁ!!」 蓮也「ハッハッ!安心しな!次はお前等だ!その前に…おい、お前の名前は?」 蓮也が俺に聞いてくる。 龍牙「焔 龍牙だ。」 蓮也「そうか、お前が…」 龍牙「?」 蓮也「まぁいい。龍牙!お前の大切な奴の未来を終わらせてやったぜ!ハハハッ!」 未来…か。“あれ”が使えればなんとかなるがまだ調子が…いや。やってやる。今やらなくていつやるってんだよ! 龍牙「レミリア。」 レミリア「グスッ?」 レミリアが濡れた瞳を向けてくる。 龍牙「俺を信じろ。みんな助けてやる。」 レミリア「でも、でも咲夜が…」 龍牙「大丈夫だ。」 俺はそこでいったん区切り、蓮也を睨んだ。 龍牙「俺は既に未来を掴んでいる。そしてこれからも―――」 俺は左手に持ったスペカを発動させる。 想符『我の望む能力』 龍牙「掴み続ける!!」 携帯で能力を発動させる。この世界に来た能力を。 『hyperclockup!』
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