353人が本棚に入れています
本棚に追加
蓮也「へえ、あの一瞬で門番を突き飛ばし爆発の範囲外にやり、自分が身代わりになったのか。」
『clockover!』
蓮也「あん?」
龍牙視点
龍牙「美鈴!」
俺が見たのは気絶している美鈴。立ち尽くしている侵入者。そしてなにかが爆発した後。
蓮也「あいつら、役に立たねえな。俺は基堂 蓮也。爆発の能力を持っている。」
レミリア「……咲夜は?」
蓮也「咲夜?あぁ、メイド長か。そこの炭、それがメイド長だ。」
蓮也が爆発した所にある炭を指差して言った。レミリアはショックの余り泣き崩れた。
レミリア「い、いやああぁぁぁぁぁ!!咲夜!咲夜ぁ!!」
蓮也「ハッハッ!安心しな!次はお前等だ!その前に…おい、お前の名前は?」
蓮也が俺に聞いてくる。
龍牙「焔 龍牙だ。」
蓮也「そうか、お前が…」
龍牙「?」
蓮也「まぁいい。龍牙!お前の大切な奴の未来を終わらせてやったぜ!ハハハッ!」
未来…か。“あれ”が使えればなんとかなるがまだ調子が…いや。やってやる。今やらなくていつやるってんだよ!
龍牙「レミリア。」
レミリア「グスッ?」
レミリアが濡れた瞳を向けてくる。
龍牙「俺を信じろ。みんな助けてやる。」
レミリア「でも、でも咲夜が…」
龍牙「大丈夫だ。」
俺はそこでいったん区切り、蓮也を睨んだ。
龍牙「俺は既に未来を掴んでいる。そしてこれからも―――」
俺は左手に持ったスペカを発動させる。
想符『我の望む能力』
龍牙「掴み続ける!!」
携帯で能力を発動させる。この世界に来た能力を。
『hyperclockup!』
最初のコメントを投稿しよう!