紅魔館へ。そして再び…

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俺の体は光に包まれた。 龍牙「行くぞ、レミリア。」 レミリア「ふえ?」 俺はレミリアを抱えてその場から消えた。いや、“その時間”から消えた。 そして時は逆行してゆき、蓮也が咲夜を殺す寸前に俺はその腕を掴んだ。ちなみにレミリアは少し離れた所に置いてきた。 『hyperclockover!』 咲夜「…え?」 蓮也「なに!?」 レミリア「咲…夜。」 龍牙「おらぁ!」 俺は瞬時に剣を創りだし、蓮也の右腕を切った。 蓮也「あぁ!?貴様~!何をした!」 龍牙「お前は覚えていないだろうが、お前は咲夜の未来を消したと言った。だが、俺は決まった未来ですら覆す事ができる。つまり、俺は今時間を戻した。さて…咲夜を殺したんだ。カクゴハデキテルヨナ?」 蓮也「くそ!まだ左手で…」 龍牙「遅ぇ!」 ズバッ! 蓮也「ガッ!?」 龍牙「お前は手のひらで触れた物を爆発させるようだな。その証拠に先程お前の腕を掴んでも俺は爆発しなかったからな。あ、もうしゃべんなくていいぞ。よく言うだろ?お前はもう死んでいるってな。」 グチャッ! 俺が言うと蓮也は潰れた。何をしたかというとhyperclockup使って超高速した状態でたこ殴り。生身で耐えれるわきゃない。 龍牙「俺のスピードに着いてこれるのはいない。」 と嬉しい。 レミリア「咲夜!!」 咲夜「お、お嬢様!?いったい…」 レミリア「いいの。もう終わったのよ。」 咲夜「は、はぁ。」 龍牙「良かった。成功して。」 咲夜「龍牙、いったい何が?」 少年説明中… 咲夜「そんな事が…」 龍牙「もう自分を犠牲にすんなよ。」 ポンッと咲夜の頭に手を乗せて撫でた。おぉ、なで心地が良いな。 咲夜「///」 龍牙「さて、泣き疲れて寝てるレミリアは任すぜ。俺は美鈴を運ぶわ。」 俺は美鈴をお姫様だっこする。軽いな…後目の前におっぱiっと自重自重。 龍牙「とりあえず美鈴の部屋は?」 咲夜「え、えぇ。場所は…(美鈴、羨ましい。)」 咲夜に聞いた部屋のベッドに美鈴を置く。 龍牙「さて、帰…れない?」 原因を探すと美鈴が俺の服をしっかりと掴んでいた。 龍牙「しゃあない。俺も寝るか。疲れたし。」 俺はベッドの横に座って寝…ZZZ
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