異変

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霊夢達がタルカロン内に侵入してから数分、彼女達は頂上にたどり着いた。 魔理沙「何にも無いぜ…。」 フラン「つまんなーい。」 レミリア「そうでもなさそうよ。」 レミリアがみる方向には紅と黒の服を着た黒髪の青年が玉座に座っていた。 霊夢「あなたがこの異変を起こしたの?」 龍牙「礼儀を知らぬ無礼者共が。誰の許しを得て我が城、タルカロンに足を踏み入れている?身の程をわきまえよ雑種。」 彼から出た言葉は相手を完全に見下した言葉だった。 レミリア「フン、人間風情が偉そうに。空の上から見下して、この幻想郷の頂点に君臨したつもりかしら?」 龍牙「ハッ!この世で君臨して良いのは天上天下に我ただ独り、あとは有象無象の雑種に過ぎん。」 咲夜「どうやらかなり腕に自信があるようね。でもそのような慢心は死を招くわよ?」 龍牙「慢心せずして何が王か!」 魔理沙「話が通じない奴だぜ。もう終わらせるぜ!」 恋符『マスタースパーク』 魔理沙がスペルカードを使うと巨大なレーザーが出てきて玉座ごと龍牙を貫いた。 煙が晴れると 何も残っていなかった。 魔理沙「…死んじまったか?」 フラン「えー、つまんなーい!」 レミリア「まぁ諦めなさい。帰ったら咲夜の作ったケーキを食べましょう。良いわね咲夜?」 咲夜「勿論ですわお嬢様。」 フラン「わーい!」 5人がそのまま帰ろうとすると突如声が聞こえた。 龍牙「雑種にしてはやるではないか。」
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