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コンビニ店内。
そういえば一時期、入店音が特殊だとかなんとかで話題になったコンビニがあったっけ。
そんな事はさておき、お昼買おっと。
未夢「なんかさ、コンビニのパンって結構変わったの多いよね。ほら、このハニー‥‥何とかってやつとかさ」
ハニーマスタードね。
ってか未夢、書いてある文字くらい全部読もうよ。
未夢「だってめんどくさいもん」
あ、心の声は読むんだ‥‥
影里「ま、確かに重たいの結構あるよねー」
結局お互いに105円くらいのパンを二つ購入。
後は飲み物。
影里「俺が買うのは決まってるけどね」
未夢「影里、それ好きだよね」
影里「命の水って言っても過言じゃないよ」
未夢「いや、言い過ぎだよそれは」
そういやこれ、『余分三兄弟』みたいな宣伝してたな、昔。
とにかく買うものは決まったから会計。
◇◇◇
コンビニから出る。
未夢「?」
影里「どうかした?」
未夢「いや、あれ」
ん?
コンビニの前に僕らと同じ学校の制服を着た人達が‥‥
男子1人に女子4人。
多分先輩かな?
未夢「凄いね、女子に囲まれてるよ」
影里「ハーレムってやつかな?」
未夢「何か1人中学生がいるみたいだけど」
確かに1人、背が低いのがいるなぁ。
あの男の先輩の妹かな?
影里「ハーレムねぇ‥‥女子に囲まれて生活するのって何か疲れそうだよね」
未夢「影里はああいうの嫌い?」
影里「うーん‥‥俺はああやって複数の女子に囲まれるより、誰か1人とゆっくり話すのが好きかな」
未夢「1人と‥‥ゆっくり‥そ、そっか」
?
なんだろ。未夢が何だか嬉しそうなんだけど。
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