67人が本棚に入れています
本棚に追加
『高等部校舎』
城玉学園の卒業生の建築家の設計。
ガラス張りで、吹き抜けの開放感溢れるエントランスが特徴的な近代的な校舎である。
エントランスには、2階へ続く、大階段と呼ばれる大きな階段がある。
光溢れるエントランスは高等部校舎の顔とも言えるが、ここにある購買部は、昼休みともなると戦場と化す。
しかし古株の職員に気に入られている生徒(高原陵汰、そして卒業生で現教師である神崎祐樹)は、こっそり取り置き制度が適応されている。そのため彼らは、ヒレカツサンド、スーパージャンボ唐揚むすび等の人気メニューを、いとも簡単に手に入れている。
本館と別館があり、生徒達のクラスは本館にある。別館は美術室や音楽室など、芸術系の科目の教室があり、文化部の活動に使用される。
屋上は立ち入り禁止だが、教師の目を盗んで生徒達は出入りしているため、最近では有馬孝太郎の目が光り、行く事が難しい。
最初のコメントを投稿しよう!