Tempest

wrong mission 01-1

「なぁ、それよりアレ貸してくれ。早くしなきゃ間に合わないだろ。」

「はい。分かってます。これ‥」

カズから、Tempest全員と連絡をとるためのものを預かる。

「じゃ、ちょっと待ってろ。早く片付けるから。」

そう言ってコンピュータを起動する。

《カケル様、調べておきました。敵の大凡の人数と社長室までの裏経路です。》

「サンキュ。助かるわ。」

人数は‥約150人か。
Tempestもナメられたもんだ。

このくらいの人数。
俺一人で余裕だ。

相手も対したこと無いな。
Tempestに朱雀と青龍がいるって知らないレベル。

簡単過ぎる。