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ふと横を見ると落ち着かない様子のカズ。
「どうした、カズ。らしくないな。お前はいつも誰より落ち着いてるだろ。」
「いえ‥なんだか胸騒ぎがするんです。」
顔色を真っ青にしてそう言った。
身体が小さく震えている。
「怖いのか。」
「いえ‥別に大丈夫です。」
そう言う彼の顔は明らかにひきつっているし、辛そうだ。
ーグイッ
「なっ、か、かっかけるさん?!/」
「大丈夫。こうしてれば落ち着くだろ?大丈夫だ、カズ安心しろ。俺が居るから。」
「ーはい」
彼の震えは徐々に収まっていった。
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