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貴方にそんな風に言って貰えるリーダーが羨ましい‥
私もそんな風に貴方に言われてみたい。
私もそんな風に‥マサに言われてみたい。
私はどっちが好きなんだろう。
「いえ、もう大丈夫です。ありがとうございました。」
そう言って胸から離れた。
「いーえ。それじゃ、マサ助けに行くぞ。」
ポンポン
頭を二回軽く叩かれただけなのに、こんなに顔が熱いのは何故だろう。
「カズ？」
「はい！今行きます！」
「今日はお前ボケーッとし過ぎだな。体調悪いのか？」
そう言えば頭が痛い気がする。
心配そうな顔で俺を見つめるカケルさん。
「い、いえ。」
「まぁ、い ーや。ほら。」
差し出されたショウさんの手をギュッと握る。
ふわっと足が宙を浮いたのが分かった。
「え？カケルさん風も扱えるんですか？」
「あ？‥ん、あぁ。マサ程じゃないけどな。」
何だろう、今ごまかした？
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