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【社長室】
Side.ツキト(※初登場人物)
ーガチャン
扉の閉まる音が聞こえた。
カイト「へぇー、あれが噂の青龍か。」
隣に居る黒髪で小さな毒舌くん、カイトが呟いた。
「女の子みたいな顔してんじゃん。」
あんなちんちくりんが四神のリーダーだと？
ふざけてる。
絶対潰してやる。
「せっかくならabilityを拝見したかったけど、仕方ないかー。」
呑気なカイトを見て少しイラっとする。
「社長さん弱過ぎ。」
確かに、あっけなかった。
でもあれは‥朱雀が強すぎただけだ。
俺でさえ、気が付かなかった。
気配を全く感じなかった。
突然の銃声に驚かされて振り返った時にはもうこちらを向いてニヤリと笑う朱雀が居たのだから。
今日は"朱雀"を見れたからまぁいいか。
炎を操る朱雀ね・・・
普段と人間が違い過ぎるのが少し気になるが。
調べてみるか。
「帰るぞ。」
「待ってよ！ツキト！ねぇ、今日初めて話したね？！」
「うるさい。」
「あっ！２回目！！」
まずは朱雀から潰すか。
それからじっくり拝見してやるよ。
青龍さんー
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