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Side.将
ーガチャ
ただならぬ空気を漂わせて俺の部屋に入ってきたのは長い間留守にしていたという径くんだった。
「径くん‥」
話によると5日間ここには戻ってないらしい。
優が目を覚ますまでは俺自信に余裕がなかったから全く気が付かなかった。
それは径くんも同じなのか普段じゃ考えられないくらい冷めた目をしている。
おそらく最近は青龍を遣うことは控えてたのに久々に召喚したのだろう。
「将くん、優は目さましたのか?」
静かに首を縦に振る。
「よかった。」
そう言うと同時に張り詰めていた空気が和らいだ。
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