あの日

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そして 地球連邦ビルの式典の 挨拶が アメリカ大統領 且つ地球連邦首相 ジャーメイン・ウォーノックによって 始められる 「私達人類は 今、 神に試されていると 私は思う それは 世界を一つにし 全ての人が支え合い 生きていく事 その為には この地球連邦が必要 この地球連邦ビルは 地球連邦に加盟してくれた国家や 協力してくれたEUに アフリカの各国が 一手一つになり わずか一年で建築された 加盟する国が 増えれば 世界が抱える問題も 解決出来るであろう それを この地球連邦ビルが 証明してくれた このビルは 世界が一つになる為の シンボル さぁ 世界中の皆さん 私達、地球連邦に加盟を 私達、地球連邦は 来る者は拒みません 人種や宗教 文化を越え 共に新しい世界を歩もう 私達、地球連邦は あなた達の生活と幸せを守る事を ここに宣言します!!」 ワァ――――――――― 会場にいた人々は 一斉に立ち上がり 拍手や歓喜の声をあげた 「素晴らしい 素晴らしい挨拶だよ ジャーメイン だが 100億を越える人口を まとめるのは 無理さ せめて 世界の人口が 半数以下にならないと 世界はまとまらない」 1人青年が ステージ袖から 囁く 「兄さん もうそろそろ」 青年に 向かって 少女が合図をだす そして合図を出した少女は 会場から立ち去る
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