手塚×不二

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「手塚はさ。」 「ん?」 「夢って、あるのかい?」 「……」 「あれ…なんかいけないこときいちゃったかな?」 「いや、そんなことはないさ。ただ、少し思うことがあってな。」 「思うこと?」 「俺の夢は、プロのテニスプレイヤーになることだ。」 「だろうと思った。」 「…じゃあ何故わざわざ聞いたんだ。」 「どうしてだろうね。んー…、キミのことが知りたくなったから、かな?」 「なっ…/// (赤面)」 「で、何が不安なのさ?」 「いや、そんな大それたことでもないのだが…、プロになったらお前になかなかあえなくなるのだろうかと思って…」 「ぷっ…、あはは」 「何がおかしい。俺は真剣に話をしているんだ。」 「手塚。」 「何だ。」 「心配しないで。手塚がどこに行っても、ボクはここにいるよ?」 (風が吹いて不二の髪を揺らす) (不二、微笑んで) 「帰ってきてさえくれるのならば、ボクはキミを待ちつづける。だから、こわがらないで。 そのかわり…ちゃんと帰ってきてよ?」 「不二…」 「ん?」 「キスしてもいいか?」 -end-
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