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ガイアの国に着いた俺達は直ぐに二手に別れた。
リナは俺並に強い女だから魔人如きに心配ない。
そんな、リナは俺の婚約者でもある。
この戦争が終わり、平和な世に成れば籍を入れる予定。
まぁ、ジジイには言ってないがな。
まさか孫娘とは……。
ふんっ。
まぁ、今から敵を殲滅するか!
ヒュウで一気に国の中を回る。
高速に流れる視界の中、動態視力で敵を見つける。
広場に魔人がざっと30体弱に、魔物が……ほぅ、多いな。
魔物が100は居るな。
ーーーースタンッ。
俺は地面に足を付けると同時に黒妖の剣を抜刀した。
「燃えて失せろ……真空烈刃」
数千にも及ぶ、真空の刃が炎を浴びながら敵軍を切り裂き、燃やし尽くす。
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