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刹那、俺は魔王の腹部を貫いた。
「わりぃな、話しの途中で! 俺は敵の話しに興味なくてよ」
『ゴフッ……』
ボタボタと地面に青い血を流す魔王。
ーー所詮雑魚か。
俺は剣を抜き取り、留めを刺すモーションに入った時だった。
『キィーヒヒヒ!! 止まれぇ!!』
何だ? 馬鹿でけぇ声で叫びやがっ……!!
俺は一瞬、声がする方を見るつもりだったが、その光景に俺は完全に振り返っていた。
その光景は、魔法使いらしき糞ジジイに捕まり、グッタリしているリナが写った。
「き、貴様ー!! リナに何しやがった!!」
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