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その時、俺の魔人レーダーが鳴り響いた。
【ピロリン♪ ピロリン♪】
しまった! 弟に俺の存在がバレる。
ーーいや、弟のレーダーも反応している。
ふぅ……大丈夫だったか。
だが、敵が近いって所か。
その時
「うわぁーー!! 助けてくれぇー!!」
……シャロンの声。
ーったく、あの糞餓鬼が……ゴブリンくらいファイアで倒せるだろ?
俺はシャロンを見込んでいる。
アイツから臆病を取り除けば、かなり優秀な魔法使いに化けそうな気がしているからな。
まぁ、経験と死合いの場数で克服するしかねーな。
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