その名はエルダイン

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私も闘技場の観客の方に行くとアースストラスとさっきの男がいた。 「アンタ…馬鹿だね。あんな女の為に俺と戦うなんて。」 「そうか?なら早く始めようよ。」 「へぇ…アンタ名前は?」 「名乗る必要はないよ。これから負ける相手に名前を言うわけないじゃん。」 「あぁ!?絶対殺す!」 アースストラスあんなに喧嘩を売るなんて馬鹿な男だ。 奴はかなりの猛者だ。 「では試合開始!」 審判の試合開始の合図でアースストラスが先に動き始めた。 「じゃあ早速死んで貰う!」 アースストラスは名前を言わない男に突きで殺しかかっていた。 「…アースシトラスって言ったっけ?それは本気でやってんのか?」 次の瞬間、目を疑う光景になっていた。 それはアースストラスの刃に謎の男が乗っていたのだ。 「あぁ?」
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