111人が本棚に入れています
本棚に追加
「龍!どーしたのっ!?」
「はっ?何が!?」
「だからーっ、それっ!」
「どれだよっ?おまえ主語!!」
今日も賑やかな俺らの楽屋。
ま、賑やかなのは緑葉さんだけか。
「髪!!切るなんて聞いてないよっ!」
龍くんにつかみかかるように騒ぐ緑葉さん。
いや、言ってねぇし。
クールにいい放つ末っ子。
「しいくんかわいくなったよね。」
「ちょっと幼さが戻った感じ?似合うよ。」
おじさんチームが呑気な声で会話の間に入ってくる。
「ちょっ!!リーダー!
龍にかわいい言っていいのは俺だけ!
愁ちゃんもっ、俺が先に似合うっ言いたかったのに!」
残念な嫉妬心を暴露する緑葉さんは、龍くんに抱きついて彼を放さない。
「緑葉さん、あなたそのままだと龍くんを殺しそうですけど。」
わわっごめんっ!
なんて大袈裟に飛び退く彼に、メンバーは苦笑するのみだ。
「龍かわいいっ!
めっちゃ似合う!」
や、もうほんとかわいすぎるよ!
どうしよ、変な虫ついちゃったら…心配だーっ!
ソファに座って足をバタバタさせる緑葉さんに、冷静に
おまえは子供かっ
と突っ込んで横に座る龍くんも、なんだか満更じゃなさそうな顔をしている。
「もー誰にも渡さないよ!
龍は俺のもんなんだからねっ」
そう言われて軽くキスをされた龍くんは
普段俺らでも見れないようなはにかんだ笑顔で
「俺は何があっても叶のものだよ」
なんて甘い返事を返していた。
「「「ごちそうさまでーす」」」
end
Mステで衝撃を受けました!
昔の映像とリンクして…
あまりにものかわいさに、萌えまくりです!
最初のコメントを投稿しよう!