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「もっとも陽にさらわれてしまったが、ククク」
横目でこちらを見つつ、意地悪く笑うサフになんだか乗せられた気がする。
「なんだかサフは楽しそうだな。」
今後の揉め事を想像すると、こっちはにやけてばかりもいられない。
サフをつれて来た事に対して、宗家とよばれるじいちゃんと、先ほどの追っ手と気楽に考えても一悶着もふた悶着もありそうでならない。
「そりゃぁもう。
陽は強引で、強引で、ワシの女冥利は花盛りじゃ。ククク」
「そんな日本語ねえよ」
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