幼馴染み

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「これ、陽、はよ思い出さんか。」 追加で逆の頬もつままれなが必死に記憶 を遡る。 年のころは19~20に見える。 一つ、二つ上ぐらいか? 透き通るような金髪に海の底の様な深い 翡翠の目 ブロンドの知り合い… 「よもや、名前が出ないことはないよのぉ?」 真剣に過去の記憶を引っ張り出す。 そう、確かに幼い頃に彼女と共にこの山で過ごした記憶があった。 もう何年前の話だろう… 自分が幾つの時の話だったか思い出せな い。 「ごめん。サフ、その《よもや》…、名前出ないよ。ごめん。」 素直に謝った。
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