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「用向き?、たまたまだよ、たまたま。
サフの事を探してた訳じゃないし。
おじさんちに行く途中でさ、なんかやな気配がしたから覗いたんだ。
多分ここ、離れた方が良い。」
そこまで言ってしまって自分の間違いに気付く。
都心を離れ、少し気が緩んだかもしれない。 気配の話をして気味悪がられる事は一度や、二度ではなかったのに。
「いや、あっ、あの、ごめん急に、ちょっと変なやつとか思った?」
つい油断をして余計なことまで言ってしまってしまったと思ったがもう遅い。
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