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あたかも自然にしているように腕を組み、内心の葛藤をそのまま に、何でもない様にここまで歩いてく る。
仕方ないから諦めてこっちも普通のこと の様に振る舞い続ける事にして覚悟をき めた。
この姿を見て叔父さん達は何を言うんだ ろう。
心のなかで盛大にため息を付き、庭先から中に向かって声をかける。
「こんにちはー」
「おー陽か、入ってこい」
中から叔父さんの返事があった。
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