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この状態、ヤバイかもしれない。
「サフ、もしかして俺に取り付いた？」
手触りのはっきりしないもの達でも随分ひどい目に会ったのにきっと桁違い。
「まあ、そんな感じ」
人生終わったかも。
じいちゃんなら祓えるかななんて、自分でも無理だと結論付けている。
人生終わらせるとなるとまだ未練があるし、早いかなぁ…とか、でも特にしたいこととか思い付かない。
未練になる事ってなんだろうとか、早めに寿司とステーキは食べておこうとか。
最後と考えても気の利いた人生の最後が思い付かない。
「おれ、殺されたりするん？」
しっくり来ないことは、起きないと思っているからなのか、危機感が足りないかの判断がつかない。
「まあ、そこらの人ならいずれ衰弱もしようが、
鴨井の中でも陽は力が強いでのぉ
多めにもらってもたいした事なかろう。」
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