思い出

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「変なのいたじゃん。 もどって平気なのかよ」 蛇や牛を見た後じゃサフがどうなるのか想像も付かない。 時間が理由で引く気に成れない。 「蛇や牛、 あんなものは数に入らん。 行きがけに叩き切ってやったからなぁ、 しばらくは動けんじゃろうて。」 「叩き切る?、さっきの話?」 「そりゃーさっきの話じゃろ。」 また、予想だにしてない単語が出て、血的な何かをサフの手に探すが特に痕跡が無い。 行きがけとはさっき逃げるタイミングの話なのか? 「手繋いだまま?」 「右手が空いていたからなぁ」 逃げるだけで精一杯だったのは、オレだけか。
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