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「貴様は…一護ではない。一護のなかの虚か!?」
『ほぅ…。わかんのか。あぁ俺は王の中の虚だ。』
ゴキコキと首を鳴らしながら一護のなかの虚は笑って言っているように思えた。
仮面のせいで定かではないが。
「おぃ!一護は何処に行った!?」
更木隊長が今にも暴れだしそうな勢いで詰め寄った。
『ぁん?ああ、今は寝てんよ。休ませねぇとな。』
まったく世話がやけるぜ、そう言って私を見た。
なんて恐ろしい目をするのだ。仮面から覗く目は獲物を狩る獣のようだ。
『さてと…。』
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