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ハルヒは廊下を走りながら泣いていた。あの時とっさに出た言葉
─ごめん
何でだろう?
そんなことを考えながらひたすら走った。
靴箱につくと一つの人影があった。
「どうしたんだ?ハルヒ」
ハルヒは顔を上げた。
「祐馬…」
祐馬はハルヒのもとへ来た。
「何で泣いてんだ?」
「…」
祐馬はハルヒをつれて近くのベンチに座った。
「何があったんだ?今日、ローズに呼ばれたって言ってたよな?」
ハルヒは小く頷く。祐馬はハルヒにハンカチを手渡した。それを受け取ったハルヒは
「ありがと」
と言った。
「白石君に…好きって言われた」
それを聞いた祐馬はハルヒが何故泣いているかがわかった。ハルヒが辛い思いをしているのを充分しっているからだ。
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