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「何?こんなとこに呼び出して…」
ある秋の日の放課後屋上でそう言ったのはハルヒ
「お前に聞きてぇことがあるんだ」
ハルヒに背を向けながら言ったのはローズ
「何?聞きたいことって」
「お前には…好きな奴…が…」
ローズの声はだんだんと小さくなっていく。それをハルヒは黙って聞いている。
「だから…その…お前は好きな奴が…いる…のか?」
ローズはやっとのことで言い切った。
「…」
ハルヒは答えられない
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