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「ローズ君とユズって付き合ってるらしいよ」
この噂がハルヒの耳に入った。
最初は信じれなかった。いや、信じたくなかったのだ。しかし、時が経
つにつれて、それが事実だということがわかった。
ハルヒはローズのことが好きだった。中学一年の秋から、一途にローズのことだけを想っていた。ローズもいや学年のほとんどの人がその事実を知っていた。
しかしローズはハルヒには振り向いてはくれなかった。
ローズは中学では彼女を作らないから、とハルヒを振っていた。
しかし作った。
そのことでハルヒはローズに裏切られたと感じた。そしてローズに失望した。
それでもハルヒはみんなの手前平静を装っていた。みんな心配してくれるが明るく振る舞った。
しかし家に帰り一人になると、声を上げて泣いた。
それ程ローズのことが大好きで
─辛かった
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