究極の愛

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「…いるよ」 ハルヒはもごもごとくぐもった声で答えた。 それを聞き取ったローズは静かに俯いた。 「だって白石君はユズと付き合ってるんでしょ? 彼女がいる人を好きになんてなれないよ」 「彼女がいる人って…お前、知ってるだろう?俺が嫌々つき合ってること」 ローズは訴えるように言った。 「知ってるよ… それでも私は白石君に裏切られたと思ったんだもん…」 ハルヒは小さく呟いた。 「それは…」 ローズも呟く。
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