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相愛
互いの想いを
歌で紡ぐことが出来るのは
なんて素敵なことなんだろう
愛してるを直接、言葉にせずとも
恋心は万華鏡のように姿を変えていく・・
万葉のこころ
愛はかなし
僕たちは、その意味を知っているよね・・
誰かを愛しく思う気持ちは、千三百年前も今も変わらない
恋とは、孤り悲しむもの
思ふにし
死するものに
あらませば
千遍そわれは
死に返らまし
笠郎女
(巻四・六0三)
もし恋の物思いで死ぬものならば、私は千度も死を繰り返すことでしょう
僕たちには
恋とは、寄り添い悲しむもの
ちがうかい?
(注)
死ーしに
千遍ーちたび
返ーかへ
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