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バカ
いくら
詩のためとはいえ
ケータイの画面に向かい
「おーい、元気か・・」
「寂しいぞ・・」
「愛してるよ・・」
なんて
打ち込んでいる僕は
もしかして
バカなんだろうか・・?
まあ、バカなら
バカなりの恋をすればいいよね・・
大なり小なり
恋なんて
少なからず
バカになること・・
いや
バカでいられる事が基本なんだから・・
夕日が沈み
夜のとばりが降りる今
バカはバカなりに
ひたすら、キミへの想いを強くする
僕はバカなりに
そんなバカな自分が好きだ
正確には
キミの事が
大好きなんだけど・・
ねえ、キミ
キミは、こんなにバカでいられる僕を嫌いか・・?
そんな事はないよね
きっと、キミは
ぎゅっと僕に抱きつくはず・・
そして
僕の耳元で
こう囁くんだ
・・
「私の為に、もっともっとバカになって・・」
とね・・
・・
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