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全員息を取り戻してから、俺はミアを連れて飛行機から離れる。
「今日はこれで終わりなの?」
ミアは俺の体にしがみつく。最初は抵抗があったよううだが、自分で飛べないのだから、飛んでいる俺にしがみつくしかない。
「仕事は終わり。今日はゆっくり休め。今からホテルに案内する」
ミアは不思議そうな顔をしていた。家には帰れないのかと心配しているようだ。
「荷物は持っているだろう。これからホテルで生活だ」
「あなたはどうするの?」
「パートナーだからな。同じ部屋に泊まるが」
それからしばらく、ミアは目を見張っていた。
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