美少女戦士・ピュアピュア誕生

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むぎゅっ 「あ、しまった」 「どうした真波。封じられた右目でも痛むのか」 「いや、うんこふんだ」 「MAJIKA」 「メイビー」 「お前に踏まれるなんて、うんこが可哀想だな」 「解せぬ」 「とりあえず半径50m以内に近づくな」 「いや、ちょっと待て…。靴の裏に奴をふんだ形跡がない」 「何? ならば奴は…どこへ行ったというんだ?」 「分からない…。だがしかし、分かっていることが一つだけある」 「それは……?」 「奴は…まだ遠くへは行っていない……!」 (あ、駄目だこの人たち) 踏まれた物体はそう悟った。 「あ、ミホ! あれを見ろ!」 「あれは…もしや……!」 「お前の……生き別れの兄だ」 「兄さん!!」 (やっぱり駄目だ) 謎の物体はコイツらとは関わらないほうがいいと感じ取り、そそくさとその場を去ろうとした。 しかし ガシィッ 「!?」 「おいおい、どこへ行くんだよ兄さん…」 「水臭いじゃあないか。久しぶりの再会だっていうのに…」 「「ねえ……?」」 (これがあの有名な…ヤクザか……!) ちがいます。 「や、やめてよ! 離してよ! ボクは急いでるんだ!」 「おい、こいつ喋ったぞ」 「NASAにでも売り飛ばすか」 「そりゃあいい!」 「よくなぁぁぁぁい! はっ…離して~~~~っ!!」 →
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