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「ちょっと、お前、何やってんだよ!!」
俺はプチパニックを起こしていた。
片手に携帯を握り、もう片手にビニール袋をもっている崇は、そのビニール袋を俺の目の前に差し出した。
「じゃーん!あさりの土鍋ご飯、作りに来ましたー。」
「はぁ!?」
なに、どういうこと?
「だって、祐さんがリクエストしたじゃない。それに今ちょうどお腹すいてるんでしょ。ほら、早く作っちゃうからさっさと上げて。」
「おい、ちょっと待てってば!」
そうして崇は、勝手に俺の部屋に上がり込んできた。
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