お見通し

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「夜遅いんだし、今日はいいって。」 「大丈夫大丈夫。祐さん仕事昼からでしょ?俺だって11時からだから問題ないって。」 さっきからずっとこんな感じだ。 こんなやりとりをしているうちに、崇はもう料理を作り始めてしまった。 そういえば、崇のエプロン姿を見るのは初めてだ。 年下のくせに俺より大きくてがっしりとした体。 その上にしている黒いエプロン。 ・・・意外と似合ってんな。 気がつくと、俺は崇の料理をしている姿に見とれていた。 「祐さん、そんなに料理してる俺ってかっこいい?」 崇にも気づかれていたらしい。 「ばかっ!ちげーよ、別にそんなんじゃねーよ。」 「はいはい。」 コイツ、絶対信じてねぇな・・・ ,
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