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そんな中、一人の少年が胸に抱いた。
一族を再び繁栄させる!!
と。むちゃに近いこの誓いを胸に抱き、レジェンドであるこの少年は、ある場所へ向かって歩いていた。
「やっと着いたー!」
叫びながら地面に座った、短髪の黒髪、半袖Tシャツに半ズボンの少年。顔立ちから十六歳ぐらいで、目は赤色をしている。
二日かけて歩いた末に着いた場所、魔法森央学園。広大な森の真ん中に在るためこの名が付いた学園。
目の前には、高くそびえ立つ綺麗な校舎。軽く二十階はあるだろう。
「今日からここで魔法を学べるなんて、俺本当についてる!」
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