prologue

3/4

87人が本棚に入れています
本棚に追加
/295ページ
 そんな中、一人の少年が胸に抱いた。  一族を再び繁栄させる!! と。むちゃに近いこの誓いを胸に抱き、レジェンドであるこの少年は、ある場所へ向かって歩いていた。 「やっと着いたー!」  叫びながら地面に座った、短髪の黒髪、半袖Tシャツに半ズボンの少年。顔立ちから十六歳ぐらいで、目は赤色をしている。  二日かけて歩いた末に着いた場所、魔法森央学園。広大な森の真ん中に在るためこの名が付いた学園。  目の前には、高くそびえ立つ綺麗な校舎。軽く二十階はあるだろう。 「今日からここで魔法を学べるなんて、俺本当についてる!」
/295ページ

最初のコメントを投稿しよう!

87人が本棚に入れています
本棚に追加