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「君、もしかしてダイ=ハサカ君ですか?」
「はい」
「では、どうぞ」
眼鏡にスーツ姿の男性に理事長室へ入るよう勧められた。
理事長室の中にはソファが二つあり、その間には長テーブルが一つ。一番奥には堂々と理事長が座っていた。
理事長は金髪のロングヘアーに、青い目の凛々しい女性だった。
「私が理事長の、ルーシー=トライアンだ。君を我が校生として、歓迎するよ」
「ありがとうございます」
軽く挨拶を終えた後、俺は理事長からルームキーを受け取り、授業について説明を受けようとしたときだった。
突然理事長室の扉が開いた。
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