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昼休みに私は屋上に行く
もう日課になっている
春くんと2人で食べるお弁当
彼女でもない私がいつも
春くんの横にいる
幸せだ
嬉しい
そんな気持ちが私を支配する
その一方で不安になる
いつ他の女の子に
取られてしまうのか
学校の半分くらいの人が
私達は付き合ってると思っている
それはちょっと嬉しい
でも現実は違う
弁当を食べながら
携帯に目をやって恋する顔になる
それを見ると辛くなって
話かける
ひどいでしょ?
『春くん、唐揚げ食べる?』
「あ?、あぁいる」
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