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俺と五十嵐は俺の部屋となる部屋に物を置いたりして整理整頓をしていた。
俺(結城)「五十嵐」
雅「何?」
俺(結城)「千本桜に入れられたのはともかく、何をするんだ?」
雅「何って…魔獣討伐…」
俺(結城)「それ以外は?」
雅「修行したりする」
俺(結城)「修行?」
雅「強くなるには日々、修行をしなくてはならない。でないと…もし強い魔獣が現れたら…即死よ」
俺(結城)「…………」
『“即死”…か…』
雅「それに…あいつらには勝たなきゃ…」
俺(結城)「あいつら?」
『そういえば、戦っている時も“あいつら”って…』
雅「敵」
俺(結城)「魔獣が敵じゃないのか?」
雅「勿論そうだけど、ただの恨みや憎しみだけで魔獣は作れない。魔獣を作り出す源を叩かなくては…」
俺(結城)「なるほど…」
雅「それまで…私は生き続けなければならない」
俺(結城)「なら俺が全力で守ってやる」
雅「えっ?」
俺(結城)「あのキスは偽りでも、彼氏にはかわりないからな」
雅「……………足手まといよ」
そう言うと五十嵐は部屋を後にしてしまった。
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